【RB26】エンジンオーバーホール(ピットでの業務)

こんにちは。EFIテクノロジックです。

今日の富山はポカポカ暖かく車弄りにはもってこいの日ですね。
自分は花粉症と戦いながらの作業ですが……
天気が良いのに計測ばかりじゃ勿体無いとリフターボアを測ったあとピットに移動してリューターを握る事にしました。
さすがのRB26も純正組み付けは荒々しく行われてた様で修正箇所が多くあります。カムジャーナルのバリなどは直接カムに当たるわけではないですが、見ていると気になるのでペーパーやゴム砥石を軽く当てます。
ヘッドの水穴もバリを落とします。
ヘッドガスケットがブロックとの間に入る為殆どの場合ガスケット穴が水の流れを決めていますし、水穴全周がブロックと繋がるわけではないので、すごく意味の無い作業にも見えますが、冷却水が側面に沿って流れる事を考ると少しは効果があると思っています。
インテーク回りにウォータージャケットなんて要らない!と書いてある本を読んだ事がありますが、それに習いエキゾースト側の水穴を重点的にインテークはそれなりに……インマニが付く水出口はバリ、ズレが多いです。
構造上エキゾースト側に流れる冷却水の方が多くエキゾーストからインテーク側に水が流れるので熱い水をインテーク回りに留め吸気温を上げない為にも修正は効果的かと。
水出口奥のジャケット壁に穴を開ける加工も有り、高出力なエンジンやサーキット走行にはそれなりの効果があるようです。1117_27.jpg
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tag : エンジンオーバーホール RB26

【RB26】エンジンオーバーホール

こんにちは。
EFIテクノロジックです。

この作業を見て、何してんですか?とか遊んでるの?等々言われますが、やってる本人は至って真剣です。
ロッカー式のヘッドでは改造したノギス等でバルブセット長を測る事が可能ですが、リフター式の物はリテーナーを付けるとリフターボアに隙間が無く測定出来ません。ですので、シート高さとコッター位置をバラバラに測り計算してセット長を求めます。
絵で見ると分かりやすいですがBの長さを求める為にAの長さを測っている事になります。
インテーク、エキゾースト共に最大で0.2ミリ程の差がありました。
バルブスプリング自由長も0.3ミリほど長さの違いがあったので計測せずに組み付けた場合、運が悪いとセット荷重が最大0.5ミリ緩い所が出来てしまいます。
しかもまだシート高さは計算に入れていないのでシート高さを考慮するとズレはもっと大きくなる可能性があります。
スプリング荷重が数キロ変わる事を考えると同じ工場で生産されたエンジンでも当たりとハズレが出来る事が分かります。
揃えても数馬力も変わらない意味のない作業にも見えますがグッドフィーリングエンジンには細かい積み重ねが必要だと当社では考えています。
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【RB26】エンジンオーバーホール(洗浄作業続き…)

EFIテクノロジックです。
RB26のエンジンオーバーホール業務の工程です。
前回に引き続き洗浄作業を行いました。

洗浄の終わったブロックです。
点検の結果残念ながら使用しない事に決定しました。
自身のエンジンには問題なく使えるレベルではありますが、社名を出しお売りするクオリティはありませんでした。
運よく新品ブロックが手に入り良かったです。
コスト的には厳しいですが、ガラクタを使って適当な作業をするよりは精神的に安心できます。
ただ洗浄に費やした時間が戻ってこないのは辛いですね。1117_22.jpg
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tag : RB26 エンジンオーバーホール

【RB26】エンジンオーバーホール(洗浄作業)

EFIテクノロジックです。
RB26のエンジンオーバーホール業務の工程です。

ひたすら洗浄の日々です。
脱脂洗浄油のせいで手の油分も失い手がカサカサになってしまいました。面倒でもゴム手した方がよいですね。
さて今日はインテーク回りの洗浄をしておりました。
スタッドボルトなどは全て外し軽く油洗いした後オイルストーンで面出しし、液体パッキンを綺麗に取り除いていきます。
その後もう一度油洗いし、重曹でブラスト、お湯で洗い流して乾燥させます。
新品同様まではいきませんが、そこそこ綺麗にはなりました。
アルミ部品はデリケートな為、水溶性の漬け置き洗浄などを長時間すると落ちた汚れが再び付着し被膜を付くってしまい黒ずんだ状態になってしまいます。
とくに切削された箇所などには注意が必要です。
一度付いた被膜は経験上ほぼ落ちません。性能上は問題ないかもしれませんが、せっかくなら綺麗な状態で取り付けしたいものです。1117_21.jpg
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【RB26】エンジンオーバーホール(ターボ点検)

EFIテクノロジックです。前回の追記のような記事です。

RB26のエンジンオーバーホール業務

ターボ点検業務のご紹介です。

当社はタービン屋ではありませんので、自社でタービンのオーバーホールを行う事はありませんが、組み付け前の計測は行います。
オイルリターンとオイル管理をしっかり行っていれば早々壊れる部品ではありませんが、せっかく付けた部品が壊れていては二度手間になってしまいますので確認作業は必須です。
洗浄後のタービンを万力で固定、ダイヤルを使い確認です。シャフトの遊びもスラストも基準以内でした。
スチールラックがツインターボに!この後各部にメクラを施し出番を待ちます。1117_11.jpg
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tag : RB26 エンジンオーバーホール

【RB26】エンジンオーバーホール(タービンコンプレッサーの洗浄業務)

EFIテクノロジックです。
引き続き、RB26のエンジンオーバーホールです。

今回はタービンコンプレッサーの洗浄業務の工程のご紹介です。



タービンコンプレッサーがオイルまみれだったので洗浄です。

純正状態ではブローバイがインテークに戻るので、正常な車でも少しはオイルが付きますし少量のブローバイが支障になることはありません。

問題はチューニングカーの場合です。

白煙を吹きタービンブロー?と疑う様な車でも原因はタービン自体ではなくオイルリターンが原因の事が多いです。

特にPCVバルブを殺し大気開放でキャッチタンクを取り付ける場合にはクランクケースの内圧が上がりオイルがオイルパンまで戻りにくくなりエキゾースト側に引っ張られ白煙の原因になります。

オイルインレットには油圧が掛かりますが、リターンオイルは重力と負圧で戻りますので、ケース内圧が上がり、行き場の無くなったオイルは行きやすいエキゾースト側に逃げていきます。

タービンにはオイルシール等が付いていないですし、ちゃんとオイルを戻さないと必要な潤滑が出来ずメタルタービンではブローの原因になりやすいです。

クランクケース圧の管理はケース内の換気と同時に大切なポイントです。又エキゾースト後の背圧が低すぎても白煙を吹きやすい様に思います。111_07.jpg
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tag : RB26 エンジンオーバーホール

【ハーネス】オリジナルECUハーネス製作いたします。

EFIテクノロジックです。引き続き作業内容のご紹介です。
当社ではハーネスの製作も承っておりますのでそちらの作業工程です。


ワイヤリングです。
電材がまだ揃わないのですが、少し進めようと……昭和から平成初期に作られた車は技術の問題なのか、コスト的なものかは分かりませんが、配線、カプラは耐熱、耐久性に劣るものが多くトラブルの原因になりやすいです。
パッと見の見た目では分かりにくく、テスターやオシロで散々調べて原因不明でハーネスをバラしていくとカプラ内で断線しかかっていた車も多数あります。
ダイレクトコイル回りのカプラなどは少し触っただけで崩れることもあり、何となく調子が悪いと言ったはっきりしない状態のお車も多いのではないでしょうか?
当社ではレースや軍事に使われるカプラーや電材を使いオリジナルのECUハーネスの制作を行います。
motec、HKS、その他フルコンのハーネス制作、セッティング等お気軽にお問合せください。
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tag : RB26 ハーネス製作

【RB26】エンジンオーバーホール(シリンダーヘッドの点検)

こんにちは。EFIテクノロジックです。
RB26のエンジンオーバーホールのシリンダーヘッドの点検業務のご紹介です。

一回目の洗浄が終わったシリンダーヘッドです。加工に入る前に点検します。
最初にクラック有無をチェック。
見落とすと使えないヘッドを永延と加工、計測する羽目になる為大事なポイントです。
散々いじくり回した後見つけるクラックの衝撃は凄まじいものがあます。
次にバルブガイド内径とバルブステム計を計測しクリアランスを確認します。
限度値を超えている物は交換になります。
最後にバルブ振れを点検し、OKならガイド、ステムの計測は終了です。
この後バルブシート、バルブ当たり面の計測、確認を行います。1117_01.jpg
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tag : エンジンオーバーホール RB26

【RB26】エンジンオーバーホール(バルブスプリングの測定)

EFIテクノロジックです。
引き続きRB26のエンジンオーバーホールのバルブスプリングの測定業務のご紹介です。

スプリングの直角を最初に点検します。
写真のバルブスプリングは基準内ですが、やや左に傾いています。この場合このスプリングを圧縮すると左側の方が柔らかく縮みます。
スプリング事態はリテーナーとヘッドに挟まれセットされるので、静的には真っすぐ付きますが動的に考えると撓みながら動いている事になる為、バルブジャンプなどを考慮すると直角度は非常に重要です。
直角度を調べたらバルブスプリングテスターを使い自由長をはかります。
ハイトゲージでも良いのですが、タッチ荷重を揃えたいのでテスターで纏めて測ります。
スケールパットに0.1キロが掛かった状態の長さを当社では自由長として記録します。
次にバルブスプリング取り付け長さ(セット長)まで縮め荷重を測定します。このスプリングの場合長さ38ミリ自の基準荷重は24キロですので、このまま24キロになるときの長さも測ります。
0.15ミリ縮めると24キロになる事が分かったので記録します。
バルブセット長はポート事に違うので、この記録を元にどこのポートにどのスプリングを付けるか又スプリングシートの厚み選定を行います。
カムシャフトに与えるフリクションの殆どはバルブスプリングによるものなのでセット荷重が揃ってないとカムがカクカクと回りエンジンフィーリングに悪影響をあたえますし、バラバラのセット荷重は気筒事の圧縮圧力の不揃いに繋がります。
気持ちの良いエンジンにする為の大事な作業です。1116_01.jpg
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tag : スプリング エンジンオーバーホール RB26

【RB26】エンジンオーバーホール(洗浄業務)

EFIテクノロジックです。
RB26のエンジンオーバーホール、洗浄業務の様子をご紹介します。

バラされた部品は最初に洗い油で脱脂洗浄します。
カーボンなどの落ちない頑固な汚れは油洗後、重曹を使いブラストします。
重曹はガラスやアルミナなどとは違い水に溶けサイズ変化もありません、万が一少量が残ってもエンジンにダメージを与える事がない為ピストンやヘッドなどにも使えます。
ブラスト後の部品はお湯で重曹を洗い落とし、防錆処理が必要な部品はWD-40で処理をします。
部品の全てはセクション事に個々に管理し、室温を24時間20度で設定している室内で保管します。
ここで丸一日以上かけ部品温度を安定させた後、各部品の計測を行います。1115_06.jpg
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tag : RB26 エンジンオーバーホール

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